プレスリリース

エクサウィザーズグループのExa Frontier Edgeと、「仕様書の常時最新化」をAIで実現へ

〜ソースコードから最新仕様書を自動復元し、企画からリリースまでの高速化を目指すプロジェクトを開始〜

株式会社モアクト(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:小山 陽平、以下「当社」)は、株式会社エクサウィザーズのグループ会社である株式会社Exa Frontier Edge(本社:東京都港区、代表取締役:福田 政史、以下Exa Frontier Edge)と共に、AIを活用した「仕様駆動開発」により新機能・新サービスのリリースサイクルを高速化するプロジェクトを開始しました。
第一弾として、既存システムの仕様書の復元を実施。仕様書の復元には、Exa Frontier Edgeが提供する「Living Spec(リビングスペック)生成サービス」を活用しました。Living Specとは、ソースコードから復元し、実装の変更に追随して最新の状態を保ち続ける仕様書のことです。この仕様書を、事業部門と開発部門が共通して参照する最新の仕様として活用しています。

■背景と課題

システム開発において、仕様書を最新の状態に保ち続けることには相応の工数がかかります。そのため、更新頻度とリリース速度のどちらを優先するかは、多くの開発現場が直面する選択です。当社もこれまで、リリースを優先し、仕様書の更新は年に数回まとめて行う運用としてきました。
一方で、この運用には次のような制約も伴っていました。
・更新の間隔があるため、コードの変更が仕様書に反映されるまでにタイムラグが生じる
・事業側がいつでも参照できる最新の仕様がなく、確認のたびに開発者を介する必要がある
・仕様が定まるまでの企画〜着手のサイクルに、スピードアップの余地があった
この前提を変えたのが、近年のAI技術の進展です。仕様の抽出・反映にかかる工数を大幅に圧縮できるようになったことで、リリース速度を落とすことなく、仕様を常に最新の状態に保つという選択が現実的になりました。
そこで当社は、仕様書を作り直すのではなく、仕様が継続的に最新化され続ける仕組みそのものを構築する必要があると判断し、本プロジェクトを開始しました。

■本プロジェクトの概要

「Living Spec生成サービス」により、当社サービスを支えるバックエンドシステムを解析し、機能要件・データ要件など8領域にわたる仕様書を約3週間で整備。この仕様書をもとに、実際のバックエンドを呼び出さずに仕様どおりの応答を返すモックAPI環境を1週間で構築しました。
今後は、開発プロセス全体を可視化してボトルネックを特定し、AIを前提としたプロセスへの再設計や、コードの変更に連動して仕様書を更新し続ける仕組みの構築を進め、企画から機能リリースまでの期間半減を目指します。

■今後の展開

引き続きExa Frontier Edgeと連携し、開発プロセスの再設計と仕様書の継続更新の仕組みづくりを進めます。あわせて、事業部門が仕様に基づいて自走できる環境の構築や、仕様駆動開発の定着・内製化支援へと段階的に取り組みを拡大していきます。
▼「Living Spec生成サービス」に関する詳細はこちら
https://exawizards.com/efe/

【Exa Frontier Edge 会社概要】
会社名 :株式会社Exa Frontier Edge
所在地 :東京都港区芝浦4丁目2−8 住友不動産ファーストビル5階
設立  :2026年4月
代表者 :代表取締役 福田 政史
事業内容:AI駆動開発を活用したサービスの企画・開発・提供
URL  :https://exawizards.com/efe/